「まごころ*花」は東日本大震災で被災した
岩手県の大槌町の仮設住宅暮らしの方の
生活支援が目的のプロジェクトです。

首都圏などのアーティスト達が
雑貨用の素材やパーツを制作・提供し、
そのパーツを使って仮設住宅で暮らす女性たちが
シュシュやブローチなどの雑貨を手縫いで仕立てあげ、
出来上がったハンドメイドの雑貨を
被災者支援バザーやネットショップなどで
全国のお客様に販売をして、その売上を
制作に関わった方の手にしていただくという支援です。
昭和園仮設でのワークショップ
 
こんばんは、イラストレーターで雑貨アーティストの森祐子です。現在「まごころ*花」という東日本大震災の被災者生活支援プロジェクトを立ち上げ、進行しています。

まごころ*花プロジェクトについては、この記事をお読み下さい。

このプロジェクトは、岩手県遠野市の大槌町の仮設住宅の代表の方からお話をいただき、ボランティアネットワークの遠野まごころネットさんにご協力をしていただいて進めています。




3月29日の深夜バスで30日に遠野まごころネットさんに着いて、30日、31日、4月1日と釜石市で二カ所、大槌町で一カ所のまごころ*花のワークショップを行い、4月2日早朝に東京に戻りました。

今日は30日の釜石・鵜住居仮設でのワークショップ、31日の大槌町小鎚の仮設のワークショップに続いて、釜石・昭和園グラウンドの仮設住宅の集会室でのワークショップのことを書きます。


こちらの釜石・昭和園グラウンド仮設は、まごころ*花をご提案下さった大槌町小鎚の仮設住宅の代表の臼澤良一さんに、今回の遠野まごころネット行きの直前にご紹介をいただきました。良一さんによるとこちらの仮設住宅はあまりボランティアのサポートが行き届いていなくて、被災者のみなさんがかなりご苦労をなさっているとのことでした。

良一さんからはただ「ワークショップをやって下さい」とおっしゃられただけした。それは今回一回限りの手芸のワークショップなのか、それとも今後まごころ*花プロジェクトを始めるという前提のワークショップなのかが、今ひとつ私にも解りません。
また、まごころ*花を始めるとしたら、そのために資材を集めたりする必要があります。ただでさえ手薄なシュシュ作りにヘアゴムの金具付け、これ以上の数の確保が出来るかどうか。
更に一番の問題が。こちらでまごころ*花を始めたとしても、販路が開けるかどうかが全く解りません。まごころ*花プロジェクトは、森が出来上がった製品を買い取って、製品を販売して下さる方にも基本買取をお願いして進めています。そうやって在庫を出来るだけ出さないようにしていますので、供給が多くなり過ぎると買取が出来ずに被災者の方へお支払いが出来ません。(被災者の方へのお支払いの掛け率など、詳しくはこの記事をお読み下さい。)

そのことは前日の電話での打ち合わせで、昭和園仮設でのワークショップを希望なさったみえこさんに正直にお話をしました。それでもとりあえずまごころ*花のワークショップをして欲しいとのことでしたので、昭和園グラウンドの仮設住宅に行きました。

今回私のお手伝いをして下さるのは、遠野に在住でボランティアをなさっているOさん。私の母より、少し若いぐらいでしょうか。私は神奈川県在住ですので、東北には二ヶ月に一度ぐらいしか行けないので、岩手の人にサポートをしていただけるととっても助かります。

昭和園仮設住宅は昭和園グラウンドの中にあります。野球のスコアボードやネットが張ってある中に作った仮設住宅です。お約束した11時よりも1時間早い10時に到着しました。みえこさんに電話をして、集会室にご案内してもらいました。

集会室はこんな感じ。壁にモザイク状にカラーボードが貼ってあって楽しげな雰囲気です。

集会室の中にも、美術学校の学生さんの手作りのパッチワークが一面に貼ってあり、明るい印象です。この昭和園の集会室はテーブルと椅子が設置されていました。今までは和室でのワークショップだったので新鮮。

少し待っていましたら、今回のワークショップの参加者の方々がやって来ました。

まずはまごころ*花のちらしを全員に配って、それから出来上がったレースのシュシュやフェルトフラワーのヘアゴムをお見せして、まごころ*花の説明をしました。「こういうプロジェクトなんですが、今後こちらで始めるとしても資材の確保などでスタートが2ヶ月後から、そして販路が開けていないので数多く買取が出来るか解りません」と。それでもみなさん、手芸教室みたいな感じで集まるきっかけにしたいと言って下さって。和気あいあいとした空気でワークショップは始まりました。


クルミボタン作り、シュシュのゴム通し、シュシュのゴム通し口を綴じる、レースからお花を作る、最後にシュシュとレースフラワーとクルミボタンをセットして付ける。みなさんにひとつひとつやってもらいました。

この時のメンバーは、私を含めて髪の長い人が一人もいませんでした。でも「腕をまくる時に押さえるゴムにしよう!」と誰かが言って、みんな「そうしよう、そうしよう」ということに。

昭和園仮設のみなさんは、大槌町の花っこ隊みたいにお針子さん出身といった方々ではなく、手作りや手芸が大好き!というみなさんでした。大槌町や釜石・鵜住居の花っこ隊よりも若干年齢も若い感じ。

お昼ご飯までの2時間で、レースフラワーシュシュは完成しました!ここでみなさん退出。1時間のお昼休みです。

お昼ご飯はコンビニで買っていたのですが、なんとボランティアのOさんが私の分まで作って来てくれていました!!

じわーーん。栄養士でもあるOさんの、考え抜かれた手料理。ボランティア3日目で総菜ばかり食べて、徐々に栄養が偏りつつある私には一番ありがたいお昼ご飯。あまりにも美味しくて、一気に全部食べてしまいました。うーん、ボランティアに行くと太る。。Gパンがきつくなりつつあります。。。


1時にはみなさんが戻って来たので、午後のワークショップ。

午後は10センチ×50センチの生地を手縫いでシュシュにするというもの。全て返し縫いでやりますので、結構時間がかかります。それでも1時間半ぐらいで全て出来上がりました!


今日作ったものたち。全員分だとこれだけのボリュームになります♪

時間が余ったら出来るようにと、Oさんがペットボトルから作る針刺し状の指輪のワークショップをするための資材を用意してくれていました。2時半からは本日3つめのワークショップ。

1時間足らずで完成!


可愛らしい針刺しです!指輪タイプは便利ですね。ちょっとした物を縫う時に使えます。

こちらの集会室は、今までお伺いした集会室では一番、和気あいあいとした空気が流れていました。ワークショップの途中にも、おじさんたちが高校野球を見ようと集会室のテレビに集まっていました。この日は準決勝だったのですが、私の在住の神奈川県の横浜高校と東東京の代表校。おじさんたちに混じって、私もついつい興奮。接戦だったのに横浜高校に不利なちょっと変な判定があって、みんなでブーイング。そうしたら別のおじさんもやって来ました。「いや〜 家で見てたんだけど頭来ちゃってさ!」って。一人で見るよりもみんなで見る方が楽しいですよね、高校野球は。

釜石の集会室には、釜石市から派遣された職員さんもいます。9時から5時まで集会室を開けて暖房で温めてくれるそうです。仮設住宅のみなさんや子供たち、周辺の住人とも交流があるし、何よりも誰もいない時に子供が一人になることがないので良いですね。(大槌町小鎚の集会室では、ボランティアさんが帰ってしまった後に子供たちだけになってしまう時間が出来てしまうのが少し心配だなあと1月に行ったときに思いました。)

それからこちらの集会室のテーブルに広告で作ったこういう紙の箱が置かれていて、気になっていました。

今日のメンバーの中の一人のおばちゃんが、不要な紙を使って作ってくれていたのですね!四角い箱の折り方は知っているのですが、この折り方は解りません。内側がきゅっと細くなっていて素敵です。みんな終って片付けた後に折り方を教えてもらいました。

これ、広告で小さめに作って、今でも私の仕事机で使っています。雑貨を作っていると小さなゴミがいっぱい出ますので、ひとつ置いておくと便利です。英字新聞で作って、マスキングテープでちょこっと補強したりするとインテリア的にも良さそう。

最後に恒例の記念撮影。

みなさん、今回のワークショップを本当に喜んで下さって。もし、まごころ*花が(売れなくて)仕事として成立しなくても、この後も、私に色々なものの作り方を教えて欲しいと言って下さって。なんだかじーーんとしてしまいました…!!
まごころ*花って、始めた当初から「仮設住宅に引きこもりがちな人に出て来てもらうきっかけに、それでみんなで針仕事しながらお茶菓子でも食べて、そのお菓子代ぐらいになったら」というものだったはず。

それが進めるうちにこちらの気持ちが「被災した方にお金をお支払いしなくては」というのが一番になって来てしまっていました。もちろんお金も大事。だけど、それだけじゃないんですよね…。

初心に戻ることが出来た一日でした。

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まごころ*花プロジェクトへのお問い合わせ等ございましたら、下記のフォームよりご連絡をお願いいたします。

https://www.rental-system.com/fmpc/user/13760396/


48時間以内に森の方から返信メールをさせていただきます。
(※もし48時間が過ぎましても森からの返信メールがない場合、メールソフト等の不調も考えられます。このブログのコメント欄からご連絡をお願いします。)

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大槌町小鎚の仮設でのワークショップ
 
こんばんは、イラストレーターで雑貨アーティストの森祐子です。現在「まごころ*花」という東日本大震災の被災者生活支援プロジェクトを立ち上げ、進行しています。

まごころ*花プロジェクトについては、この記事をお読み下さい。

このプロジェクトは、岩手県遠野市の大槌町の仮設住宅の代表の方からお話をいただき、ボランティアネットワークの遠野まごころネットさんにご協力をしていただいて進めています。





3月29日の深夜バスで30日に遠野まごころネットさんに着いて、30日、31日、4月1日と釜石市で二カ所、大槌町で一カ所のまごころ*花のワークショップを行い、4月2日早朝に東京に戻りました。

今日は昨日の記事の釜石・鵜住居仮設でのワークショップに続いて、3月31日の大槌町小鎚の仮設住宅の集会室でのワークショップのことを書きます。


大槌町小鎚の仮設住宅でのワークショップは、今回で3回目。その前にもすぐ近くのまごころの郷で屋外のワークショップをしているので4回目です。今回は大槌の花っこ隊さんたちにお会いしてシュシュをお受け取りするのと、新たに釜石でまごころ*花が始まったので、大槌町でもネームシールを貼っていただくことにするということをお伝えするという、ゆるりとしたワークショップです。

今回はアシスタントをしていただくボランティアさんは、もう何度も遠野まごころネットに来ていて、大槌町でも何回も働いているKさん。

Kさんにまごころ*花のご説明をしたら「森さん、遠野まごころネットの夕方のミーティングでまごころ*花のことをみんなに伝えて、『お土産にどうですか』って言って販売した方がいいよ」とのこと。それから遠野まごころネットの敷地内には他のボランティア団体の施設があるので、そこでしっかり営業しなきゃ!とはっぱをかけられました。

うーん、ミーティング…。普段閉じこもりの生活なんで、大勢の前で話すのって苦手なのよねぇ…なんて言い訳しつつ、そうだよね、販売は人任せなんていうのではいけないよね、特に釜石でも始まったしおばちゃんたちのことを思うと!という気持ちもむくむくと沸いて来ました。そこで「解りました、今日のミーティングで言います!」とお約束。

大槌町行きの自動車では、秋田からボランティアに来ている女性お二人とご一緒。その日の夜に秋田に戻ってイベントを控えているとのことで、昨日釜石の鵜住居仮設の花っこ隊さんからお受け取りしたフェルトフラワーのヘアゴムを10個もご購入していただきました!そのイベントで売って下さるとのこと。嬉しいです、今回はいっぱい預かってますので、少しでもさばいて行かなくては。

大槌町小鎚の仮設住宅の集会室には10時ぐらいに着きました。いつも花っこ隊のおばちゃんたちがやって来るのは午後なので、Kさんにまごころ*花の経緯等をご説明をして、それからKさんにワークショップ。クルミボタンやシュシュを作ってもらいます。何度かワークショップをやってみて、アシスタントをして下さる方には実際に作っていただくのが一番なんですよね。おばちゃんたちのやっていることなどを理解していただけて。
ボランティアさんなどにまごころ*花の製品をお見せするとき、時々「どこまで被災者の方が制作してるんですか?」と聞かれることがありますが、ミシンをかけること以外ほとんど全て…なんです。イラストレーターさんのデータを扱うので、プリントアウト出来る布に刷るのとか、節約のために始めたレースの染色は私が、そして黒ゴムに金具を付けたり生地のカット、シュシュのミシン縫いなどは作家さんやボランティアさんにお願いしていますが、まごころ*花の製品は他にも手縫いの細かい作業が山のようにあります。今、大槌町の花っこ隊さんはみんなで作ると一日に15個ぐらいは作れるとのことですが、それはすごく手が速いです。

私は持って行った資材を、確認しながら納品書を書いたりしていました。

それから、近くのまごころの郷でビーズのネックレスのワークショップをしていらっしゃったビーズの先生たちが、シュシュをご購入して下さることになりました♪ボタンとシュシュの生地を選んでもらって、花っこ隊さんにつくってもらい、夕方にお渡しするお約束をしました。

お昼前にはリーダーのゆうこさんがお昼ご飯を持って来てくれました!ゆうこさんは津波に遭う前は大槌町で大きな喫茶店を経営なさってたとのことで、すごくお料理上手。

煮魚にわかめの茹でたもの、茎わかめのお浸し、蕪のお漬け物。持って行ったコンビニのおにぎりを食べながら、身体に良い美味しいお料理をいただくのは幸せです♪ 毎回、密かな楽しみになってます。

午後1時半ぐらに花っこ隊さんがやって来ました。ゆうこさんから電話で花っこ隊のメンバーさんがご家族のご病気などで減ってしまったと聞いていましたので心配していましたが、新しくメンバーになってくれた人もいらっしゃったのですね!


もう今回私が持って帰る分の50個はラッピングも出来ていまして、ビーズの先生のシュシュを作ってもらいました。それから釜石でもまごころ*花プロジェクトが始まったので、大槌町の方も署名のネームシールを貼ってもらいました。大槌町の方は「大槌まごころ*花 ◯◯」と入っています。

最後にお片づけをした後はいつもの通りにお茶タイム。その後はみんなで一緒にぱちり。



さて、遠野まごころネットに戻ってからはミーティング。男性の宿泊部屋の和室が会場です。朝お約束した通りに、手を挙げて立ち上がり、まごころ*花の説明と今日の活動をお話しました。忘れずに「1つ500円で販売をしています、お土産にいかがでしょうか?」も付け加えました。

そしてミーティング後は初日から一緒の自動車で大槌町に行っているボランティアのNさんと、Nさんと前回のボランティアでお友達になってご紹介をしていただいたYさんにもお手伝いをしていただいて、廊下で販売をさせていただきました。


なんとこの日だけで20個もボランティアさんたちにご購入をしていただけました!!すごくありがたいです。


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釜石鵜住居の仮設でのワークショップ
 
こんばんは、イラストレーターで雑貨アーティストの森祐子です。現在「まごころ*花」という東日本大震災の被災者生活支援プロジェクトを立ち上げ、進行しています。

まごころ*花プロジェクトについては、この記事をお読み下さい。

このプロジェクトは、岩手県遠野市のボランティアネットワークの遠野まごころネットさんにご協力をしていただいて進めています。




3月29日の深夜バスで30日に遠野まごころネットさんに着いて、30日、31日、4月1日と釜石市で二カ所、大槌町で一カ所のまごころ*花のワークショップを行い、4月2日早朝に東京に戻りました。

今日は3月30日の釜石市鵜住居仮設住宅の集会室でのワークショップのことを書きます。

1月に、遠野まごころネットのボランティアさんから「釜石市でまごころ*花プロジェクトを進行させましょう」というお話がありまして、釜石で募集をかけたところ、2月初旬に鵜住居の仮設住宅で希望者を集めました、とのご連絡がありました。それですぐにでも始めたいということでしたが、私が次回に岩手に行くのは3月の末の予定。それまでにはかなり間があります。

それで大槌町で昨年9月からまごころ*花で頑張ってくれている直子さんに釜石に行ってもらって、まずはフェルトフラワーのヘアゴムを直子さんから釜石の人に教えてもらうことになりました。

それが2月末。直子さんで判断がつかない所は私に連絡をいただいて、進行をしていました。試作品を一度送ってもらったりしながら、鵜住居の班の代表ののぶこさんから「100個出来上がりました!」とのご連絡をいただいたのが3月中旬です。

すごい速さです!!

それで今回は、出来上がったフェルトフラワーのヘアゴムにラッピングをして納品をしてもらい、更にレースフラワーのシュシュの仕上げ方と布から作るシュシュの作り方のワークショップをすることになっていました。

朝、11時頃。遠野まごころネットさんで、大槌町で働く予定のボランティアさんたちと一緒に自動車に乗せてもらい、鵜住居の仮設に到着。いつも行っている大槌町小鎚の仮設住宅よりも仮設住宅同士が密集している感じがしました。

そこからのぶこさんに連絡をして駐車場まで迎えに来てもらって、集会室に行きました。

のぶこさんは60歳ぐらい。鵜住居の仮設住宅では、仮設住宅暮らしのお年寄りが引きこもりがちになってしまうので、みんなに外に出て来てもらうという目的もあって、このまごころ*花プロジェクトへの参加を決めてくれたとのこと。

今回も通りすがりのおうちに一軒一軒声をかけて、釜石の花っこ隊のおばちゃんたちを集めてくれました。

鵜住居仮設の集会室は、和室が1部屋です。大槌町小鎚仮設の集会室は3部屋だったので、少しこじんまりした印象。おばちゃんたちのうち一人が来られなくて、この日の参加は5人でした。

まずは出来上がったフェルトフラワーのヘアゴムを、ひとつひとつチェックしました。どれもとっても綺麗に出来上がってます。

その後はラッピングです。ヘッドの紙を折ってクリアパックにホッチキスで留めて、中にフェルトフラワーのヘアゴムを入れて行きます。おばちゃんたち、まごころ*花を始める前は「物を包むなら新聞紙で充分」と思っていたとのことですが、スーパーなどに行ってもラッピングを意識するようになったって言ってました。そう、ラッピング。なくてもな良いと言えば良いのですが、やっぱり可愛らしく包まれると商品の可愛さも倍増ですからね!

今回から今までの大槌町の製品との違いを出すために、後ろにはお名前を書いてもらうことにしました。

一枚一枚お名前シールに記入してもらうのは大変なんですが、やっぱり購入してくれた人も誰が作ったか解ると温かみがあって嬉しいですもんね。『釜石市鵜住居仮設 ◯◯』という風に入れて貰いました。

100個のラッピングが終って、お名前シールを貼っていただいたところで調度お昼になりました。

お昼ご飯は自分で用意をしているのですが、みなさんであれこれ作ってくれました!

焼きそばパン、黒糖とくるみが入った蒸し饅頭、旬のくきわかめの煮物、自家製ヨーグルトのフルーツポンチ。ボランティアに行くとどうしてもコンビニの食事が多くなりますので、こういう差し入れは本当にありがたいです!!

この日は何度か地震がありました。岩手の地震は地鳴りがすごいので、震度以上に揺れと恐怖を感じます。のぶこさんも「この辺まで津波が来ないのは解っていても、地震があるとすぐに避難しなきゃ、という気持ちになっちゃうのよね…。小さな地震でも心臓がばくばくする」とのこと。あれから1年ですが、まだ地震はこの地域では過去のことではありません。

わかめが採れるシーズンなんで新わかめの話も出ました。震災前はいくらでもすぐに手に入ったそうですが、今は簡単に購入出来ないとのこと。それは塩や麹なども。今まで使っていた大きなサイズ(塩で15キロとか!!)が手に入らなくて、小袋(それでも2キロとかですって)がようやく買えるようになったこととか。

あと仮設の格差もあるとのことです。のぶこさんは元々大槌町の人なのですが釜石の仮設に入っているのですが、支給される品が大槌町の方がかなり良いのですって。また、テレビの取材なども、大槌町の方が多いそうです。釜石市の方が大きな市なのにと、不思議な感じがしました。

それからまごころ*花のような内職仕事の生活支援も、釜石市のこちらの仮設住宅ではほとんどないとのことでした。大槌町では手先の器用な人は大忙しというぐらいみなさんいくつもの内職仕事を掛け持ちしていたのですが…。



お腹がいっぱいになった午後からは、レースフラワーのシュシュの作り方のワークショップです。まずは私が持って行った資材をお渡ししました。



レースフラワーのシュシュは、まず作家さんが作ってくれたゴム通し前のシュシュ(通称・シュシュの皮)にゴムを入れ、ゴムを18センチに切って繋ぎ、ゴム通し口を糸で綴じます。それから染めたレースを輪にして、レースの下部をぐし縫いして絞り、放射状に留めて固定してレースフラワーを作ります。それからクルミボタンを作ってシュシュ、レースフラワー、クルミボタンを目立たないように縫い留めて出来上がり。



みなさん、やっぱりお上手です!大槌町の花っこ隊さんはお針子出身の方が数名いますが、釜石・鵜住居の花っこ隊さんも負けないぐらい器用。みなさんとっても手が早くて、あっという間に出来上がりました。

そして最後に10センチ×50センチの布からのシュシュの作り方のワークショップ。大槌町小鎚では3日かけていたワークショップを一日でやるので大忙し。手縫いのシュシュは本返し縫いで作るので、やっぱり大変です。うーん、集会室にミシンがあったら…。今、まごころ*花でもシュシュを作る人を調整中でして、今回は鵜住居・大槌町と双方の花っこ隊さんに45個ずつしか持って行けなくて。生地だけでもお渡しして作ってもらえたら、こちらの都合に関係なくどんどん作っていただけるのですが。

そうしてようやくワークショップが終了!

みんな揃って、はい、チーズ!!後列左側のブルーのシャツがのぶこさん、赤いダウンジャケットが私です。鵜住居仮設の花っこ隊さんは、大槌町よりも少し平均年齢が高め。最年長の花っこさんは80代なんです。でもみんなとってもお元気!!


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3.11 from KANSAIに行って来ました(2)
 
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このプロジェクトは、岩手県遠野市のボランティアネットワークの遠野まごころネットさんにご協力をしていただいて進めています。




昨日の記事に書いた『3.11 from KANSAI』。他にも色々と活動がありますので、そちらも見せていただきました!

私の近くのブースで行われていたアーティスト雑貨のチャリティー。近くだったのですが、私はほとんど自分のワークショップのブースから移動することが出来なかったので、あんまり見られませんでした。



私のお友達の作家さんもいっぱい参加して下さいました♪ 販売を担当なさったボランティアさんによると、最後まで盛り上がったそうです!!

このアーティスト雑貨のチャリティーは、売り上げ金額を寄付するというものではなくて、ご購入して下さったお客様が500円で2個の製品を買って、一つは大阪に避難をしている被災者の方にプレゼントするという形です。素敵な雑貨ばかりだったので、喜んでいただけるのではないでしょうか

こちらはパズルプロジェクト。

パズルのピースを購入して、そこに各自が好きな絵などのメッセージを書いて組み立てます。組み立てがものすごーーーーく大変だったそうです…。完徹などもして設置したとのこと。

イベント中も一般参加のお客様にもパズルのピースを描いていただいて、そのパズルも組み立てて大阪内で展示をなさるそうです。私もイベント終了後、少しだけパズルの組み立てのお手伝いをしました。

パズルのピースは10種類ぐらいあって、それを設計図を見ながら組み立て、それいワイヤーを通して後ろを補強して展示するのです。いや〜、これは大変!!!

それから梅田スカイビルから歩いて地下街を歩いて10分ぐらいにあるJRのスペースには、キャンドルメッセージのコーナーがありました。


こちら、本物のロウソクかと思ったら、LEDのろうそくなんですって!空のペットボトルに入れてあると、ゆらゆらとした灯りが本当のロウソクに見えました。



このイベントの2日目の3月11日。午後2時46分の少し前に黙祷のためにブース出展のスタッフもみんな広場に集合をしました。そして、みんなで何重もの輪になって、横の人と手を繋いで黙祷でした。

昨年の3月11日から一年経ちました。人と繋がれるというのは素晴らしいことだなと、その時に改めて思いました。



被災地に行く度に思うのですが、少しずつ街は復興をしています!でもまだまだ他の地域の人たちの力が必要なんだといつも強く思うのです。

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3.11 from KANSAIに行って来ました(1)
 
こんばんは、イラストレーターで雑貨アーティストの森祐子です。現在「まごころ*花」という東日本大震災の被災者生活支援プロジェクトを立ち上げ、進行しています。

まごころ*花プロジェクトについては、この記事をお読み下さい。

このプロジェクトは、岩手県遠野市のボランティアネットワークの遠野まごころネットさんにご協力をしていただいて進めています。




すっかり遅くなってしまいましたが、前回の記事に書いた3月10〜11日に大阪梅田で行われた『3.11 from KANSAI』の様子をアップしますね。

今回私は、遠野まごころネットさんがこのイベントで出展をなさるということで、まごころ*花の製品も取り扱っていただけることになりました。そしてまごころ*花プロジェクトの宣伝にもなるということでワークショップをして来ました。

梅田には深夜バスで行って、3月10日の早朝に大阪に着きました。それから身支度をしてホテルに荷物を置いて会場に向かいます。

会場は梅田スカイビルのイベントスペース。屋外ですので、当然とっても寒いです…。

遠野まごころネットさんの、東北の内職仕事の製品を販売する「東北てしごとマルシェ」はこんな感じ。まだ準備中の時に撮影をさせていただきました。

まごころ*花の製品は、こんなに可愛らしくかごに入れて販売をしていただきました♪

私がワークショップをするブースは、このエリアからは少し離れています。

こんなに可愛らしい看板を作っていただきました

私はこんな格好でワークショップです。

このワークショップは、クルミボタンを使って缶バッジみたいなブローチを作るというもの。一個300円で、この売上は全額まごころ*花プロジェクトの運転資金として寄付をしていただくという方式です。

2日間でとっても沢山の方にワークショップをしていただきました



初日はボランティアに興味のある大人の方とか、他のブースに出展をなさっている方が参加して下さいました。

最初はクルミボタン作ること、フェルトにブローチピンを縫い付けて足を取ったクルミボタンに貼付けることまで全部お客様にやっていただいていたのですが、そうすると時間がかかり過ぎるので、途中から私がフェルトの後ろにピンを縫い付けるところまでやっておいて、お客様にはクルミボタンを作るところまでやっていただく形にしました。

おしゃべりをしながら針を動かすのはやっぱり楽しいですね♪

お客様がいない間は私が見本用にクルミボタンブローチを作っていましたが、そのブローチを買って下さるお客様も結構いらっしゃいました。

11日には親子連れの方々がいっぱい来場してくれて、小学生の子どもたちも参加してくれました!少し難しいかな?と思ったのですが、みんな上手に作ってくれます。絵柄がいっぱいあるので、選んだり鋏で切ったりぐし縫いをしたり。ブースではとっても楽しかったです

10日も11日も、お天気はそこそこ良かったのですが、とにかく寒くて…!!私はヒートテックの重ね着にカイロもいっぱい貼りました。お客様も寒かったでしょうに、いっぱい参加して下さってありがとうございます〜〜!!!

総額9560円になりました!!(半端なのは、お釣りを寄付して下さった方とかがいらっしゃったり、最初にボランティアさんがお釣り用に入れて下さった小銭の返金が間違っていたせいだと思われます。)

「東北てしごとマルシェ」でも、他の東北の製品と並んでまごころ*花グッズも大好評だったようです!!

みなさん、本当にありがとうございました〜〜!!!


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